西之表市長 八板 俊輔様よりご挨拶を頂戴しました
このたび、西之表市長として2期目を迎えるに当たり、その責務の重大さに身の引き締まる思いであります。市民の皆様の信託と期待に沿えるよう全力を尽くして参ります。
関東種子島会の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでとは異なる様式での活動により、ご苦労をされておられることと案じております。引き続き皆様からの声をしっかり心に留め、今後の市政運営に活かしたいと考えております。
また、皆様からは、本市の貴重な財源となっている「ふるさと納税」へのご協力を頂いており深く感謝申し上げます。令和2年度の寄付額は、前年度を上回る結果となりました。今後も、皆様方からの温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
令和3年度は、第6次長期振興計画の前期計画が最終年度を迎えます。「人・自然・文化―島の宝が育つまち」を市の将来像として掲げていますが、私は、「ここに暮らすひと」と「ここにある資源」が地域の力であり、宝だと考えています。この宝を守り、磨きをかけるため、人口減少対策と地域経済の好循環へ向けた取組を強力に推進してまいります。
喫緊の課題として、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策や接種体制の構築を図るとともに、大きな影響を受けている産業の復興に全力で取り組みます。また、本市農業の基幹作物であるさつまいもにおいて、「さつまいも基腐病」による被害が急激に拡大していることから、農家の経営を支援し収益確保に努めてまいります。次に、西之表港において、耐震強化岸壁を配置する計画が進められます。港の利便性が向上することで、新たな経済活動が期待されることから、各種団体と連携しながら港町再生のまちづくりを進めてまいります。
豊かな歴史・文化・自然を力に、持続可能な地域社会づくりに努めていくことが、今を託された私の責任であり、「未来につなぐ」私の役割だと肝に銘じ、今後の市政運営に取り組んでまいります。
最後になりますが、新型コロナウイルス感染症の早期収束を願うとともに、皆様と再び交流できることを心から願っております。
西之表市長 八板 俊輔