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vol.8

シンガーソングライター!季子さん

シンガーソングライター:季子さん

2023.10.21

会の歌である『我がふるさと種子島』の

作詞・作曲・歌唱を全てご担当!

2023.10.21

会の歌である『我がふるさと種子島』の

作詞・作曲・歌唱を全てご担当!

今回、関東種子島会の歌『我がふるさと種子島』の作詞作曲を制作及び、歌唱をご担当いたただきましたアーティスト季子さんへのインタビューです!

 季子さんのご紹介

15歳から曲を作り始め、21歳の時に送った楽曲がきっかけとなり大阪から東京へ。
ライブハウス、路上でのライブを行いながら楽曲を増やしていく。
2005年クリスマス、代々木公園で行っていた路上ライブがレコード会社の目に止まり、2007年2月ユニバーサルJより『大津貴子』としてメジャーデビュー。
2008年には自身の声とキャラクターがアニメ関係者の目に止まり『COON』としての活動もスタート。
また、音楽活動以外にもラジオパーソナリティ、声優、舞台等多方面で活躍。
2014年フリーとなり季子として活動開始。
自身が一番大切に感じている家族愛を歌い続けている。

第23回種子島会にて

音楽の仕事を始めたきっかけなど
現在に至るまでのご経歴を簡単に教えてください!

小学生の頃から想いを言葉にする事が苦手で書く事で吐き出していたのですが、後にそれが歌詞になるとはおもいませんでした。
高校生の頃、友人に付き合ったオーディションで関西代表に選ばれたのがきっかけで歌の道を進むようになりました。

路上ライブではどんな場所でどんな曲を歌ったりされていたのでしょうか?

キーボードとアンプ、エンジン、30キロの荷物を車で運んで向かっていました。エンジンのガソリンがなくなると、屋台のたこ焼き屋のおじさんが貸してくれたりなんかして。今はその場所での路上ライブはできなくなっているのですが、当時は路上ライブと言えば代々木公園で、デビューを夢見た若者達が1メートルまいにライブしている状態でした。

メジャーデビューした時はどんなお気持ちでしたか?
周りの反応はいかがでしたか?

私を上京させて下さり、路上ライブ時代をずっと支えて下さった事務所の方々が喜んで下さった事が嬉しかったです。私自身は喜びよりも『売れなきゃいけない』と言う使命感が強過ぎて、あまり憶えていないのです。

楽曲制作をすることと歌うこと、どちらかに専念しようと思ったことはありませんか?

どちらかに専念しようと思った事はありませんが、自分の楽曲を誰かに歌ってもらえる事は凄く嬉しいです。

これまでの活動の中で一番うれしかったことや
楽しかったことを教えてください。

沢山ありますが、、、路上ライブをしていた時代、ホームレスの方がいつも遠くの花壇に腰掛けて聴いてくれていたのです。決して人の輪には近づかず、時間になったらそっと腰掛けて。その方がある日綺麗な格好をして近づいて来てくれて『いつもあなたの歌に元気をもらっていました。仕事が決まり、初めての給料であなたにプレゼントを送りたくて』と小さな花束を下さったのです。

今でも忘れられない出来事ですね。今回、「我がふるさと種子島」という楽曲を制作された経緯を教えてください。

種子島連合の方が私のライブを聴いて依頼して下さいました。

この曲にはどんな想いが込められているのでしょうか?

種子島が胸に浮かび、又、お祭りや会で皆と一緒に歌える歌になればいいなと思いました。

歌詞に種子島の方言や名産などが使われていますが、
楽曲を制作する時のご自身のこだわりや心がけたことはありますか?また、苦労した点などはありますか?

ただ名産を並べるだけではない歌が作りたかったので、実際種子島に行かせて頂きましたが、行くまではたった2日間で足りるだろうかと不安でした。ですが、生まれも育ちも種子島の方が丸々二日、北から南まで種子島の名所を案内して下さり、その上ただの案内ではなく、幼少期の思い出話をしながらまわって下さったお陰で、短い時間でしたが、より深く種子島の魅力を知る事ができました。この歌詞が書けたのは降りてすぐ魅力された種子島の魅力と、その方をはじめ出会えた島の皆様のお陰です。

種子島にどのようなイメージをお持ちでしょうか。

ありのままの自然の姿と、その恵に感謝し暮らす人々の姿に心から感動しました。街灯がない代わりに、月明かりがこれ程明るいと教えてもらいました。豊作を祝うお祭りに、今もなお、踊りを練習し参加する風習等も本当に素晴らしいと思いました。旅行が好きで色んな場所に行きますが、これ程胸に響いた場所は初めてで、今も月を見る度種子島を思い出します。

お仕事、プライベートどちらでも構いません。
今後の目標や希望を教えてください。

より多くの人に知って頂き活動の幅を広げて行きたいです。

種子島の方々へメッセージをお願いします!

素晴らしい機会を本当にありがとうございました。この歌を種子島で歌える日を楽しみにしています。

→ 季子さんの公式HPはこちら 
→「我がふるさと種子島」楽曲はこちら(YouTube)